人生はEasyモード

人生を試行錯誤しながら生きていってます。写真はニュージーランドのキウイの花。

夢だった英語系企業から抜け出した話

 

今日は自分の話をしていこうと思います。

いつかの記事で憧れだった英語を使う企業に

内定をもらった話をしましたが、

結論から言えば、

半年経たずに退職しました。

 

何故、辞めてしまったのか?

 

理由は、労働環境と給与面でした。

子どもの英語教育に関わる企業で、

高校生の頃からずっと憧れていたんです。

 

しかし、いざ入ってみると

笑顔で挨拶をしてもみんな顔を合わせてくれない。

ある方が書類を落として紙が散らばった時も、

他の人は我関せず。

拾おうともしない。

会社の雰囲気が、とにかく怖かったです。

 

賞与が無いのは覚悟していましたが、

先に入った先輩によると、

試用期間が終わると給与が下がる…

なんて話も聞きました。

 

他にも細々な理由はありましたが、

私は入社して一週間で既に退職を考え始めました。 

 

ですが、こう思いませんか?

 

「堪え性がないだけ、もう少し頑張ればいいじゃん」

 

って。

私もきっと自分が弱いだけなんだと思って、

自分を騙すように働いてました。

 

自分が悪いんだ、

自分が出来損ないなのがいけないんだ、

もっと頑張らなくちゃ生きる価値がないんだ、

 

そう考えている間に、

気付いたら毎日泣きながら仕事へ行ってました。

仕事中な訳もなく目元が熱くなって

トイレに立てこもることも増えました。

 

そんな状態の中で仕事に身が入る訳もなく、

このままだとクビと言われました。

家族の理解はあまりに薄かった私ですが、

みるに見かねた友人が言ってくれました。

 

「仕事ならたくさんあるから、辞めたっていいんだよ」

 

この時、初めて

退職→現実逃避 ではなく

退職→ただの手段だと気付きました。

 

もちろん全く不安が無かった訳ではありません。

実力のない私を雇ってくれた恩人の社長へ

「辞める」

と三文字口にするのに、

どれだけ勇気がいったことか。

 

日本の社会は未だ転職に偏見があります。

私のように、半年で辞めた経歴は

世間的に言えば履歴書に傷がついたと言えます。

ですが、不思議なんです。

 

失敗は成功の元とよく大人たちは言っていたのに、

どうして仕事だけは

一発で成功させなければならないんでしょうか?

 

転職も、フリーランスへの挑戦も

自分は素晴らしいと思っています。

失敗を恐れてその場にいる方が勿体ない。

どんどん転んでいきましょう。